王柱の写真展「香港」をみた

今日は王柱の写真展を見に行った。
彼は友人で、共同制作を行った仲間で、遠い存在ではあるけれど僕にとってのライバルだ。
今回の香港を題材にした写真展もとても良い展示で、ぜひたくさんの人に足を運んでもらいたいと思う。
もう会期は短いのだけれど、今週の土曜日まで銀座のEIZOギャラリーで開催されています。

今回の写真展のものも含めて、彼の写真には、ヨーロッパの人が撮ったみたいな整っていて完成されている美がある。
それは彼が古き良きヨーロッパの写真家を敬愛し、そしてクラシックの音楽を勉強しているからかもしれない。
でもその完成された写真からは、どこか懐かしいような、そういう主張してこない雰囲気が漂ってくる。
それは、彼が完璧にヨーロッパ人の目線でものを捉えている訳ではなく、その文化を取り込んだアジア人としての目線で写真を撮っているから出てくるものなのだろう。
その両面を持った彼の写真はやはりすごいし、彼にしか出来ない表現が出来ていると思う。
少し褒め過ぎかな?笑
その彼との合作も最終盤を迎えていて、7月に大学のギャラリーを借りて展示が出来ることになった。
僕も負けじと頑張らねばと思う。


olymousu μ[mju:] panorama (kodak super gold 400)

オリンパスのミューで撮った写真。
このカメラはもう人にあげてしまったんだけど、とてもよく写るカメラだと思う。
渋谷の前半戦にこれで撮影をしていたときも、良い写真が何枚も撮れた。
安いし(たしか500円で買った)コンパクトを探している方にはおすすめのカメラだ。