無題

気がついたら11月。もう今年も終わる。年初にやろうと思っていたことが、出来たり出来なかったり。出来なかったことは来年頑張ろう。人生はまだまだ続くのだから。

仕事は順調なようで惰性な部分も多い。やっと面白くなってきたな、とは思っている。社内の人よりもずっと社外の人に評価されたいと思っていることが少し現実になり、戸惑うことも。まあこのペースでやっていきたい。

写真は相変わらず撮っていない。「きっと今撮っても何も写らないだろう」とか「写真を撮らない時を大事にしたい」とか、確かにそう思っていはいるのだけど。もはや無理矢理にでも撮らないといけないかもしれない。苦しいと感じるくらい無理矢理にでも。

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インスタント・ライフ(95)

常に不可逆。時には後ろを振り返ったりすることはあったとしても、それをしている時間でさえもただただ過ぎ去る。何かを手に入れる為には、代わりに何かを手放すしかない。それは決まり事みたいなことだ。

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過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい。経験を積むことで、新しいものをキャッチ出来るアンテナが備わる。昔のことばかり考えていては、新しいことは何も出来やしない。

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刹那や一閃は、125分の1くらいのスピードで止められる。しかし写真なんてただそれだけのことだ。結果として生まれるのはぺらぺらの紙切れや数メガバイトのデータでしかない。写真に頼るなんてやめちまえばいい。大切な瞬間はファインダーなんかを通して見ちゃ駄目だ。思い出は、紙じゃなくて眼で脳みそに焼き付けるしかないんだヨ。

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これくらいドライに写真と接して、それでも残る思念みたいなものをどうにかして形に残したい。出来れば紙で、印画紙じゃなくてもいいからさ。何か印刷物を作ろうと思います。

インスタント・ライフ(92)

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インスタント・ライフってタイトルで続けていた写真投稿もそろそろ終わりにしようかと思います。というのももうちょっと腰を据えた形で写真を撮ることになりそうなので、インスタントにとるのは辞めようかと。

頭に描いたことは無理矢理にでも推進力を持ってやる。そうしないと実現はしないので。実践でございます。